utuowaの日記

IT企業に8年→うつ病

うつ病と障害者雇用

自分は、うつ病で、精神障害者保健福祉手帳3級を持っている。
数年前にハローワークで求職相談をした際に、自立支援制度のことを教えてもらった。その時の医者も2年以上通院している上に制度のことを教えてくれなかったわけだ。

正直ハローワークの職員の方は、うつ病の人が利用できる制度を一から十まで教えてくれて、神のように見えた。


市役所で自立支援の申請と同時に精神障害者手帳が申請できるということで一緒に申請した。手帳を取得することで、障害者枠で仕事を見つけることができるらしい。
ハローワークの職員の方も、障害者雇用の方が、あなたにとって良いということを言われた。

 

しかし、現在に至るまで、職は決まっていない。

 

就職活動をしなかったわけではない。
障害者枠で、自分に合いそうな求人があれば、説明会に参加し、履歴書を書き、応募までしている。しかし、10社以上書類段階で落とされているわけだ。そもそも履歴書や職務経歴書の文面がおかしいせいだと、ある時までは思っていた。

 

ハローワーク内の障害者雇用会社説明会に参加した時に屈辱的な扱いを受けたことがある。説明会に参加する際に、簡単な自己紹介書を参加証扱いとして、企業に提出する。いざ自分説明を受ける順番が来て、自己紹介書を渡して、簡単に自己紹介した。

そこでみるみる会社の採用担当者の顔が変わっていくことに気づいた。

 

担当者:うつ病なのですね。弊社での仕事は無理だと思います。」
自分:「いえ、今は安定してします。月一回の通院さえ考慮していただければ、業務も     遂行できます」
担当者:「いいえ難しいです。ここで説明を終わらせていただきます。」

 

自分としては、もう少し粘りたかったわけだが、いつのまにか背後にハローワークの職員が立っており、今にも肩をたたかれそうだったので、おずおずと退散することにした。まあ履歴書を書く時間や費用が無駄にならマシだったなのだろうか。

 

帰宅し、賞味期限ぎりぎりの缶コーヒーを飲みながら、考えにふけった。
うつ病でなければ説明は受けられたのであろうか、ただ、自分からうつ病を取ると、単なる無職が残る。無職の空白期間が数年ある自分が、先に進めるとは到底思えない。

 

うつ病の呪いからは逃れられない。